中村倫也　祝福にノリノリ　タモリ＆猪木さんパフォーマンス　水卜アナとの結婚発表後、初の公の場

　俳優の中村倫也（36）が11日、都内で主演映画「宇宙人のあいつ」（5月19日公開、監督飯塚健）の完成披露上映会に登壇した。先月25日に日本テレビの水卜麻美アナウンサー（35）との結婚を電撃発表して以降、初の公の場。結婚指輪は着けていなかった。 　同27日に水卜アナが総合司会を務める同局「ZIP！」に出演し、夫妻そろって結婚報告したこともあって「今回は結婚の話題は控えめにする」（映画関係者）はずだった。

　ところが、中村は祝福を受けると、持ち前のサービス精神を発揮。おちゃめなパフォーマンスを連発し、自らムードを盛り上げた。観客に「元気ですか！？」とアントニオ猪木さん（享年79）風に呼びかけ、「元気で～す！」と反応があると、「感動で胃酸が出てます」と独特の表現で感激。司会者から「結婚おめでとうございます」と祝福され観客から拍手が送られると、両手を広げ、さらに拍手を求めた。最後はフジテレビ「笑っていいとも！」でタモリ（77）が行っていた拍手を仕切るしぐさを見せて笑いを誘い「すみません、ありがとうございます」と恐縮しつつ、ほほ笑みながら感謝した。

　別の関係者によると、共演者は登壇前から「おめでとう」と中村に声を掛け祝福ムード一色。壇上でも「バナナマン」の日村勇紀（50）が「おめでとうございまーす！と、どうぞ言ってください」と観客をあおった。中村の結婚発表時を振り返り「結婚したってなったら、一気にグループLINEが動いた。おめでとう、おめでとう！ってバーッと」と中村にキャストらから立て続けに祝福のメッセージが届いたことを明かした。

　映画は、人間家族の一員に成り済ましてきた宇宙人が主人公。中村は「人と人とのつながりや家族との絆が描かれている。きっと何かが、思わぬうちにしみてくるような映画になるように作りました」と、新たな家族に思いをはせるように訴えた。

≪土星に行きましてねと大ボケ　日村思わずツッコんだ≫中村は宇宙人の役作りについて問われ、「今までは戦国武将の役だと、ゆかりの地に行ってお墓参りをしていました。今回も土星に行きまして、遠かったですね。7時間ぐらい…」とボケると日村が「うるせえな」と遮るようにツッコミ。ここでも“中村劇場全開”だった。舞台あいさつには、共演の伊藤沙莉（28）、柄本時生（33）、飯塚監督も同席した。