常盤貴子 TBS演出家・生野慈朗さん追悼 「ビューティフルライフ」など出演…「私の宝物です」

2023年04月13日 11:45

芸能

常盤貴子 TBS演出家・生野慈朗さん追悼 「ビューティフルライフ」など出演…「私の宝物です」
常盤貴子 Photo By スポニチ
 女優の常盤貴子(50)が13日、自身のインスタグラムを更新。「3年B組金八先生」シリーズや「男女7人夏物語」などを手がけ、6日に73歳で死去したTBSのドラマ演出家、生野慈朗(しょうの・じろう)さんを追悼した。
 「『愛していると言ってくれ』『ひとり暮らし』『最後の恋』『Beautiful Life』などなど…でお世話になったTBSの素晴らしい演出家・生野慈朗さんが永眠されました。ご自宅でお別れのご挨拶をさせていただき、奥様に色々なお話を聞かせてもらい、私の知らない生野さんを感じることができたのは嬉しくって…寂しかった」と弔問に訪れたことを明かした。

 「棺に入れる用にと過去の台本が置いてあり見せていただくと、『ビューティフルライフ』の台本も。初めて触れる生野さんの台本。緊張しながら…恐る恐るページを開かせてもらうと…杏子の登場シーン。杏子の後ろ姿 トラックイン生野さんのカット割。そうだ。そうだった。こんな始まりだった。あの駐車場だ。帰宅して自分の『ビューティフルライフ』の台本を見てみたら…真っ白。でも、どこか安心した。俳優の私は真っ白で現場に行き、生野さんに演出してもらう。うん。これで良かったんだと思う。多分。どうでしょう?生野さん。本当にありがとうございました。一緒に過ごさせてもらった日々、作品は、私の宝物です。お疲れ様でした」と偲んだ。

 生野さんはかねて病気療養中だった。生野さんは慶大卒業後、1972年に同局入社。演出助手を経て、長くドラマの演出を手がけた。「パパとなっちゃん」「ずっとあなたが好きだった」「愛していると言ってくれ」などを担当した。2000年には演出、プロデュースを手がけた木村拓哉、常盤貴子主演の「ビューティフルライフ」が大ヒット。04年の「オレンジデイズ」も話題作となった。また、88年公開の「いこかもどろか」などで映画デビュー。監督作に「手紙」「余命」「食べる女」など。
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