堀江貴文氏 漫画爆買い「全巻買って、全部読み返した」作品とは 電子版「縦スクロール」の意味解説

2023年04月13日 13:14

芸能

堀江貴文氏 漫画爆買い「全巻買って、全部読み返した」作品とは 電子版「縦スクロール」の意味解説
堀江貴文氏 Photo By スポニチ
 実業家・堀江貴文氏(50)が12日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。漫画家の浦沢直樹氏(63)と対談した。
 かねてから浦沢作品の読者という堀江氏。「めちゃくちゃ電子化が最近だったじゃないですか。また読み返したかったりするんで、あれで『MASTERキートン』とかも全部読み返しました。『20世紀少年』とかもそうだし、全部読み返して、全巻買いました、ネット化された瞬間に」と電子版が出ると大人買いして堪能したという。かつては「MASTERキートン」に憧れて考古学科への進学も考えたほどだったといい、「衝撃的でしたよ、『MASTERキートン』。僕、凄い影響受けてますよ。考古学にはいかなかったですけどね…」と語った。

 電子書籍化が最近実現したことについて、浦沢氏は「やっぱりバーンって見開きで見せたいところがスマホだと片面で出るじゃないですか。あれが我慢できなくて…」と見開きで見せられないスマホでの表示に葛藤があったようで「開発しましょう、見開きで見やすいものを」と提案した。

 堀江氏が「日本の漫画が世界標準なんです」と話してから、電子書籍の漫画のスタイルは「縦スクロールのフルカラー」だと伝えると、日本の書籍のように右開きで読んでいくスタイルを残したい思いが強い浦沢氏は「僕はとにかくテーブルをひっくり返そうと。それだけは我慢ならない。縦スクロールはないでしょ。カラーは全然かまわないですけど。なんであそこまで退化させないといけないのか…」と疑問を投げかけた。

 堀江氏は「退化させるのは、文脈を理解できないからだと思うんですよ。日本人って子供のころから漫画読んできた文化があって、何世代もつながっている。だから漫画を“読める”人が多いんですけど、世界は漫画読んでる人が少ないんですよね」と分析していた。
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