大泉洋 東京本格進出後のドラマ現場で失敗談「絶対、余計なことしゃべっちゃいけないなと」

2023年04月13日 20:28

芸能

大泉洋 東京本格進出後のドラマ現場で失敗談「絶対、余計なことしゃべっちゃいけないなと」
大泉洋 Photo By スポニチ
 俳優・大泉洋(50)が、13日放送のTBS系「モニタリング 春の3時間SP」(後7・00)にVTR出演し、初めて出演した全国ネットの連続ドラマでの苦い思い出を語った。
 収録の合間、サプライズでロケに連れ出された大泉。お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」小杉竜一から「あります?大失敗した経験とか」と問われると、「僕すごい緊張したのは、『救命病棟24時』っていうドラマに出たの」と回想した。

 江口洋介が主演、他にも松嶋菜々子、小栗旬らそうそうたるメンバーが顔をそろえたフジテレビ系の医療ドラマで、大泉は2005年放送の第3シリーズから出演した。問題のシーンは、登場人物が多い場面。「すごい緊迫したシーンで、江口さんもいて松嶋さんもいて、他のキャストもいっぱいいて。そこに誰か、ストレッチャーで誰かが運び込まれるようなシーンがあったんですよ」と振り返った。

 大泉自身は「僕はせりふなかったんですよ。僕はそこにいればよかったんですよ」というが、テストで思わず素の感情が出てしまい、「何か、運び込まれた時に、“マジかよ…”みたいな、気持ちで言っちゃったの」と明かした。

 本番前、音声スタッフがそれに気づいたという。「“じゃあ本番行きま~す”って言ったら、いわゆる音声さんが“ちょっと待って下さい!何かおっしゃってます”って。“大泉さん、何かおっしゃってるんでマイク付けます!”って」。台本になかったことをぽろっと口にしてしまったばかりに、おおごとになってしまったという。「現場、止まって。“え?え?”みたいな。“いやいや!だったらいいです!だったらいいです!しゃべらない!”、“いやいや、大丈夫だよ”って。監督も“大丈夫だよ、大泉君。どんどん好きなことしゃべっていいんだ”って」。大泉のアドリブに、制作サイドはおおらかな姿勢を見せていたという。

 しかし、大泉が気になったのはキャスト陣の目だった。「江口さんとかにしてみれば、“こいつ、何?”って。“何だよ、この見たこともねえヤツ。突然現場に現れて、せりふもねえのに勝手にしゃべって、こいつのせいで現場止まった”みたいな」と、江口の当時の心境を勝手に推測。「絶対、余計なことしゃべっちゃいけないなと思った」と反省を口にしていた。
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