高嶋ちさ子 活動25周年で「生まれてから1回も腹が立ったことがない」ピアニストの存在
2023年04月14日 20:23
芸能
高嶋は加羽沢を「すごいポジティブな考えの持ち主」と説明した。かつては2000人のホールに60人ほどしか入らなかったこともザラだったという2人。「私はネガティブなタイプだから、“今日でやめよう?”っていつも言う。だけど彼女は、“え?そんなに客席、人いなかった?”とか、そういうタイプ。ちょっと天然なところもあって」と紹介した。
ピアノの技術はもちろん折り紙付きで、「楽譜を見ないで何でも弾けちゃう」という。「そういう人だから、楽譜も新幹線の中に置いてきちゃう」。おっちょこちょいな部分もあるが、「“ない”って言うと私が慌てちゃうから、あるフリをして、全然違う楽譜を見て弾いてたり。できちゃう」と驚かせた。
そんな時の演奏は、若干アドリブが入るそうで、高嶋はそこで「あ?忘れたんだな。適当に前奏を弾いてるな」と気づくという。そんな演奏ぶりにも「全然(イラっと)しない」といい、「結果、そっちの方が良かったりすることがあるし、お客さんも“新鮮ですね。いつも”という感じだから」と、ファンからも好評だと明かした。
今年でユニット結成25周年。ツアーも計画しているというが、「私は売れなかった時代をいつでもトラウマのように覚えていて、チケットの発売日になると何枚売れているかをマネジャーさんに聞くんですよ」と不安もあるという。このツアーでも、今月30日の松戸公演が「40%くらいしか売れてなくて」と悲鳴を上げつつ、「松戸の皆さ~ん!お願いしますよ!」と、変顔を見せてPRしていた。