「TOKYO MER」新作SP TBS田村真子アナが女優デビュー「温かい目で見て」屋形船の乗客役
2023年04月16日 05:00
芸能
「MER」とは「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両“動く手術室”「ERカー」を駆使。危険極まりない事故・災害・事件の現場に駆けつけ、救命活動にあたる。
「待っているだけじゃ、助けられない命がある」――。アクション映画に勝るとも劣らないスピード感とスケール感、特撮ドラマのようなヒーロー感とチーム感が視聴者の心をわしづかみに。毎回、極限のオペが行われるスリリングな展開に加え、同局看板枠・日曜劇場初主演となった喜多見幸太役・鈴木の熱血ぶりや的確な処置、バディ音羽尚役・賀来賢人のツンデレぶりなども話題沸騰。最終回(21年9月12日)の平均世帯視聴率は19・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。番組最高を更新して有終の美を飾り、同年夏ドラマNo・1のヒット作となった。
映画化は22年1月に発表され、今回は劇場版公開(今月28日)を記念したSPドラマ。黒岩氏、松木彩監督、主要キャストが続投した。劇場版に先立ち、完全撮り下ろしで約1年半ぶりの復活となる。
朝の情報番組「ラヴィット!」(月~金曜前8・00)のMCを務める田村アナの姿に、ドラマのプロデューサーがオファー。「手応えなんて、ないんですけれども」と苦笑しながらも「田村が出ているな、と温かい目で見ていただけるとうれしいです」と呼び掛けた。
過去には、21年10月期の日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」にアナウンサー役で出演した。
【「TOKYO MER~隅田川ミッション~」あらすじ】「TOKYO MER」の正式認可(連ドラ最終回)から半年後。全国の政令指定都市にMERを展開するため、チームを去る音羽尚(賀来賢人)の代わりとなるセカンドドクター候補として、音羽と同じ厚生労働省の医系技官・青戸達也(伊藤淳史)が派遣される。その矢先、隅田川を航行中だった屋形船と大型水上バスの衝突事故が発生。コントロールを失い、暴走する屋形船の中には、弦巻比奈(中条あやみ)が心臓手術を担当したばかりの幼い女の子の姿も…。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木亮平)率いるMERのメンバーたちは、決死の作戦に挑む。