木村拓哉主演「教場0」好発進 初回から気合!“ライバル”「月10」に負けられない「月9」
2023年04月16日 08:30
芸能
ワイドデスク 新年度1発目となる4月期は特に各局が力を入れる。注目している作品はある?
本紙デスク なんといってもフジテレビの「風間公親―教場0―」だろう。木村拓哉の9年ぶり月9主演とあって話題性は抜群。初回から明石家さんまがサプライズ出演したりと早くもアクセル全開。普段の月9以上に気合が入っている印象だ。
週刊誌記者 フジ系のドラマだと、ここ最近は関西テレビが制作する月10枠が好調だった。昨年10月期の「エルピス―希望、あるいは災い―」は、テレビ業界のタブーに切り込む内容が反響を呼んだ。前クールの「罠の戦争」は草なぎ剛主演の人気シリーズの最新作とあり、前枠の月9よりも視聴率が良かった。
本紙デスク フジと関テレは系列局だけれど特にドラマ部門はライバル関係でもある。フジにとっては今回こそは負けられない戦い。上層部から現場にプレッシャーもあるようだ。
リポーター 初回の平均世帯視聴率は12・1%で今年の民放ドラマの中では最高値となった。ホッと一息つけたはず。
ワイドデスク とはいえ初回が最高視聴率というのはよくあること。まだ油断はできないし、今後もさまざまな“仕掛け”を用意していると聞いているよ。
週刊誌記者 他に今クールで注目している作品はある?
ワイドデスク 日本テレビの「だが、情熱はある」が意外と大化けしそうな予感。King&Princeの高橋海人がオードリー若林正恭をSixTONESの森本慎太郎が南海キャンディーズ山里亮太を演じていて「本人にしか見えない!」とSNSを中心に話題になっている。
本紙デスク 初回視聴率こそ振るわなかったけれど、放送後からジワジワと口コミが広がり2人の演技に注目が集まった。見逃し再生ではかなりの高数値を叩き出しているようだ。
週刊誌記者 看板枠といえばTBS日曜劇場の「ラストマン―全盲の捜査官―」も外せない。福山雅治と大泉洋という主演級の2人を豪華に共演させている。公私で親しいことでも知られるゴールデンコンビだけに、放送前から早くも期待が高まっている。
リポーター 見逃し配信の広まりもあり、最近は各局がたくさんドラマを作るようになった。3カ月後、どの局が笑っているのか、今から楽しみだ。