福岡発4人組バンド「sancrib」29歳メンバー急逝で活動休止「彼が遺した作品をこれからも愛して」

　福岡在住の4人組シティーポップバンド「sancrib」の公式SNSが15日に更新され、ボーカル＆ギターの大川内智彦さんが29歳の若さで急逝したことを受けて、活動を休止すると発表した。 　13日に「昨日の夜、大川内智彦が急逝致しました」と報告していた同バンド。この日、「先日、お知らせした通りgt/vo大川内が29歳という若さで急逝致しました」と改めて大川内さんの急逝を報告。「メンバー、友人共々深い悲しみの中におります。なにより、ご遺族の皆様におかれましては心より深くお悔やみ申し上げます」と追悼した。

　そのうえで「今後の方針につきましてはメンバー全員で話し合った結果活動を休止させていただくこととなりました。なお、現在発表しているライブやイベントにつきましては出演をキャンセルとさせていただく事をご了承下さい」とバンドの活動休止とライブ等への出演キャンセルも明かした。

　「皆様から沢山のお言葉をいただきsancribが大川内がこんなに愛されていたんだと思うと嬉しい気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです」と感謝。「この先どうなるかわかりませんが末永く見守っていただけますと幸いです。彼が遺した作品をこれからも沢山、愛してください。sancrib一同」と記した。

　バンドは19年に福岡県で結成。今月9日にはバンドで福岡・天神のライフハウスでライブを行っており、ライブ後の様子もSNSで公開しており、大川内さんは12日夜に自身のツイッターで「ハイボールが美味い」とつづっていた。