矢田亜希子「おじさんたちに気に入られない」 10代で芸能界入りも「オーディション全部落ちていた」
2023年04月17日 18:22
芸能
続けて矢田が「周りは凄かったんですよ自己PRが。でも私はそれが苦手で出来なかった」と最初は芸能活動に積極的な姿勢ではなかったと明かした。そこで川島は「そういう人(売れるために必死にアピールする人)が選ばれるんだろうなとは思っちゃいますよね?これが芸能界かと。ここからどうヤル気になって変わっていくんですか?」と質問。
矢田は「全然オーディションにも受からなかった頃、事務所の社長に“これからTBS行くからついでに顔見せでもするか?”みたいに誘われ、ついていったらTBSの正面玄関にたまたま貴島誠一郎さんっていう名プロデューサーがいて、(社長に)ウチの新しい新人です紹介してもらったら、そこでいきなり台本読んでみようみたいな流れになった」と説明。
川島から「じゃあ、そのTBSのごあいさつ回りみたいなのがなかったらもっと(売れるまで)時間かかってたかもしれない?(最悪)もう合わないと思って諦めていたかもしれない?」と聞かれると、矢田は「はい。なのでTBSは本当に思い出の場所でもあるんです」と返答。この名プロデューサーとの出会いが役者としての“命運を分けた”と明かした。
その後、矢田は16歳でTBSドラマ『愛していると言ってくれ』に豊川悦司の妹役でデビュー。いきなり大ヒット作に出演した気持ちを尋ねられると「申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね。演技の勉強もやってきてないし、素人だったので。手話と台詞を覚えて、とにかく必死でしたね。緊張は全然してなかったです。何にも知らなかった分、怖いもの知らずで…」と振り返った。