小泉今日子 80年代アイドルはつらいよ!?「メイクも髪も自分」「この間これ着たから、次は…」
2023年04月17日 22:57
芸能
芳本が「サイン、どうにかならないか?というくらい書きましたね」と続くと、小泉も家に無地の色紙が大量に届いた思い出を語った。1パック500枚ほど入った色紙が届き、「家に4つくらいドンと置かれて、“週末に使うから”って」。必死になって書いていると、「インクのにおいで、ホワ~ってなっちゃうくらいの。苦労してたんですの」と、インクのにおいで頭がぼーっとした経験も告白した。
衣装もスタッフではなく、自分たちの手持ちだったという。「アイロンとかも、人によっては女の人が付き人というかマネジャーが付いていて、その人がやってくれていたけど、私たちとかは自分でやらなきゃいけない」。さらに「クルクルのドライヤーとスチームのアイロンと。絶対、必需品だよね?」と芳本と確認し合った
当時はメイクやスタイリングも、一任されていたという。「メイクも自分でやってたし、髪も自分でセットして、アイロンして…。ストッキングの補充とか自分でね」。事務所スタッフは男性だったようで、「特に女性アイドルは男性マネジャーが(楽屋に)入れるわけじゃないから、全部自分でやってるの」とも明かした。
曲を出すごとに、事務所が曲衣装を作ってくれていたという。しかし、その管理も自分たちの役割。「2着とか3着を会社が作ってくれて、それを自分で管理して。自分で考えるんだよね。“この間の生放送でこれ着たから、次はこっちにしよう”とかね。ちゃんと労働だったよね」。セルフマネジメントの側面を担っていたことも打ち明けた。
そんな中で救われたのは、ファンの愛情だったという。「ファンの方が衣装のケースを作ってくれたり、似顔絵とか名前が書いてあったり。あんな大変な思いで作ってくれたとか」と感謝していた。