若狭勝弁護士　千葉・白井市の“暴走”映像に「一般道で80キロ超過だとすると、一発で懲役の裁判に」

　元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。16日に千葉県白井市で撮影されたという“暴走”映像について言及した。 　番組では、視聴者から提供されたというドライブレコーダーの映像を放送。映像には、16日午後4時過ぎに千葉県白井市の片側1車線ではみ出し追い越し禁止の道路で、後方から走ってきた赤い乗用車が猛スピードで追い越し、そのまま走り去っていく様子が映っている。道路は、小学生の通学路で、別の車にも、この赤い乗用車が“暴走”する様子がドライブレコーダーに映っていた。

　若狭氏は「本当に危険極まりない悪質なことだと思う。こうしたスピード違反に対して処罰、罰則基準というのがあり、まず一般道なのか生活道なのか、あるいは高速道路なのか、これによってスピード違反の捉え方が違う。それが1点」と説明。「もう1つは速度超過が何キロということ。今回は100キロ以上出ているということなので、40キロ制限だとすると、ゆうに60キロ以上の超過。これが一般道で80キロ超過だとすると、一発で懲役の裁判にかけられるんです。それくらい悪質。少なくともスピード違反とか酒酔いとか無免許は交通3悪と言われていて、しかもこういうはみ出し禁止の所でこういうことをやるっていうのは、これだけでも相当の処罰を受けなきゃいけないと思います」と指摘した。