NHKメディア総局長 カラオケになって批判続出の「のど自慢」に「生バンドでは歌いたい曲に…」

2023年04月19日 15:44

芸能

NHKメディア総局長 カラオケになって批判続出の「のど自慢」に「生バンドでは歌いたい曲に…」
NHK外観 Photo By スポニチ
 NHKの林理恵メディア総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、リニューアルした「のど自慢」について言及した。
 「多くの方が出場してくれているが、のど自慢は決して何度も出場できる場ではないと思う。せっかく出場される方が心地よく輝いて歌える場を提供したいと考えた上で、今回リニューアルしました」と説明し、「生バンド演奏は他の番組にない魅力だけど、近年音楽が多様化。歌謡曲を想定したバンドで編成した場合、出場者の皆様がお歌いになりたい曲に対応しにくくなってきている。ということで皆さんが慣れ親しんだカラオケ音源の採用に踏み切りました。今回採用したことで、この仕様は当面続きます」と語った。

 今回のリニューアルでは、演奏が生バンドからカラオケに変更され、テーマソングがバイオリニストの葉加瀬太郎の演奏曲になり、21年間鐘奏者を務めた秋山気清さんが卒業し、鐘を鳴らすのは全国各地のオーケストラ奏者になった。

 生伴奏をやめたことにネット上には「民放のカラオケ番組と変わらなくなった」「生演奏だったからこそ、歌う人のテンポに合わせることができたのに、これでは老人が出場しにくい」「経費節減なら別のところでするべきだ」などの批判が出ていた。
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