唐沢寿明 撮影開始前から酷評されたドラマとは…「唐沢には無理だって。叩かれたね、無条件に」

2023年04月22日 19:14

芸能

唐沢寿明 撮影開始前から酷評されたドラマとは…「唐沢には無理だって。叩かれたね、無条件に」
唐沢寿明 Photo By スポニチ
 俳優の唐沢寿明(59)が22日放送のTBSラジオ「要潤のMagic Hour」(土曜後5・00)に出演。ドラマ「白い巨塔」で“酷評”された経験を振り返った。
 作家・山崎豊子原作の医療ドラマで、唐沢は2003年放送のフジテレビ版で大学病院で教授の座を狙う野心家の医師・財前五郎を演じた。「当時は視聴率がいいとか喜んでる余裕なんかなかったよね、撮影がしんどすぎて。でも振り返ればああいう思いをしたから今があるんだなと思う」と当時を思い返した唐沢。番組パーソナリティーの俳優・要潤が「今の時代にあれ(財前役)をやれる人はいないんじゃないかな」と話すと、唐沢は「これからあれをやろうとすると、昭和の設定にして古典でやったほうが面白いと思う。現代の医療でやらないで。時代劇みたいに。その方が見応えがあると思う」と自らの考えを語った。

 同じくフジテレビ系列で放送された1978年の同作では田宮二郎さんが財前役を熱演。それだけに25年ぶりのリメークで唐沢が主役に決まると、撮影も始まっていないうちから酷評されたという。「(財前役に)決まったときは凄かったよ。新聞から何から大酷評で。“田宮二郎は超えられない”とか“唐沢には無理だ”とか」と明かし、「俺、最初に叩かれる作品が多いよね。叩かれたね、無条件に」と明るく振り返った。

 「田宮さんを超えようと思ってやるわけじゃないから、同じにはできない。俳優が違うんだから」と話した唐沢。「白い巨塔」は唐沢の代表作となり、全21話の平均視聴率23・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)のヒットとなった。
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