りょう 女優デビュー作で「毎日泣いてました、帰って」と告白 顔へのコンプレックスが変化したきっかけ
2023年04月23日 16:20
芸能
当時について「お芝居やったことがないので、レッスン受けたいって、お芝居のレッスンに行ってた」と、りょう。ある日、そのレッスンを「会社の上の人」が見に来たといい、その人から「もうりょうは来なくていい」「変に覚えるな。個性でいきなさい」と言われたという。ただ、女優デビュー作となった「ロンバケ」では「ただ、お芝居ができなかったので、毎日泣いてました、帰って。不安です、不安です」と振り返った。
「最初の頃は顔のイメージに合った役が多かったんですね。ちょっと嫌われ役が多かったんです、最初の頃は。テレビの影響力って凄いなって思ったんですけど、外に出ると、そういう人だと思われる。街中でなんか言われれたり」と回顧。「ハッキリは覚えてないですけど、“わぁ~”みたいな感じで。凄く顔がコンプレックスでした」と明かした。
そんな中での転機となったのはある監督との出会いだったという。「コンプレックスだった顔がもういいかって思ったのは塚本晋也監督の映画に出させていただいた時に、まだお芝居できなかったので“なんで呼んでくださったんですか?”って聞いたら“その顔が欲しかった!”って言っていただいたんです。塚本監督の『鉄男』とか大好きだったので、凄く嬉しかったんです」と、1999年公開の映画「双生児」で出会った塚本監督の言葉で意識が変化したと説明。「そこから自分の顔が必要とされる場所があるんだと思って、そこから変わりました、少し。そこが凄く大きかったです。だったら、実力をつけて、顔も作品にぴったりで、そこに力も付けたら最強じゃない!って思って。何か自分にしかできないものがあるかもしれないと思って、ちょっともっと頑張らなきゃなって思った」と話した。