フワちゃん　プロレス2戦目で多彩な技披露も完敗「冷静に次、どうするか考えてきます」

　ユーチューバーでタレントのフワちゃんが23日、横浜アリーナで行われたプロレス挑戦2戦目に臨む様子が、この日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」（日曜後9・00）で放送された。 　フワちゃんはデビュー戦に続いて師匠の葉月と組み、林下詩美、天咲光由組と4人タッグに出場した。ロープを使った執拗な膝攻撃、林下のボディースラム2連発にエビ反りになる一幕もあったが、徐々に反撃。コスチュームを脱ぎ、天咲にトップロープからのミサイルキック、林下にもフライングボディーアタック、ブレーンバスターの連続技と、多彩な技を披露した。さらに投げっぱなしジャーマンを放つなど、終盤に大きな見せ場を作った。

　それでも、林下からカウンターの強烈なラリアットから畳みかけられると、天咲のDDT、さらに最後は林下のジャーマンスープレックスホールドに沈んだ。「完全に（脳裏に）火花が飛んで、あ、もうダメかもと思いました」と振り返った。

　テレビ出演で多忙を極める中、半年ぶりの実戦。新日本プロレスのオカダ・カズチカの元を訪れ、打点の高いドロップキックや、トップロープからの使い方のレクチャーを受けるなど、トレーニングを積んできた。試合後のマイクでは、「この1年間、生活の中心をプロレスにして、みんなが思ってるより、プロレスが大好きになりました」とプロレス愛を強調。一方で、「プロレスラーってすごいです。本気で挑んでも、全部かけても、まだ勝てない。私もちょっと出直してきます」と、高すぎる初勝利の壁を痛感。今後については「もう1回だだこねるわけじゃなくて、冷静に次、どうするか考えてきます」と真剣な表情で語った。

　フワちゃんは同番組の企画で、約5カ月の特訓を経て、昨年10月にプロレスデビュー。葉月とタッグを組み、初の実戦に挑んだが、妃南、上谷沙弥組に敗れ、ほろ苦いデビューとなった。