「ゆとりですがなにか」映画で帰ってくる!“ゆとり3人衆”再集結 松坂桃李がクドカンに直談判
2023年04月24日 05:00
芸能
視聴者の共感を集めギャラクシー賞や東京ドラマアウォードなどのドラマ賞や芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。翌17年には、出演者3人が宮藤に直談判して実現したスペシャルドラマも放送された。
それから6年の月日がたち、今度はスクリーンに“ゆとり3人組”が帰ってくる。宮藤に松坂が再集結を直談判したところから企画が始動。宮藤は「確か(NHK大河ドラマ)『いだてん』で、桃李くんから提案されました。なので、思いつきではなく、実は4年越しの映画化なのです」と明かした。
当初は海外での3人を描く予定だったが、コロナ禍で断念。「見渡せば東京もじゅうぶん多国籍、多言語」とドラマの舞台、八王子から高円寺間で起こる国際問題を描いた。
昨年の10月から11月にかけて撮影。松坂は「この作品を映画化って正直どうなんだ!?と思いました」と心境を明かしつつ「映画としてさらにスケールアップしている」と期待を持たせるひと言。柳楽は「作品を通して深まった絆を持っているキャストと良い緊張感の中、作品に向き合うことができました」と振り返った。
宮藤は「これがヒットしたら(しなくても)、また連ドラやりたいですね」とさらなる続編を示唆。今作が、“ゆとり”が令和の時代に大暴れする第一歩となりそうだ。