元NHKアナ・山川静夫氏 黒柳徹子との初めての紅白司会で「これは負けた」と確信した瞬間明かす

2023年04月26日 14:38

芸能

元NHKアナ・山川静夫氏 黒柳徹子との初めての紅白司会で「これは負けた」と確信した瞬間明かす
元NHKアナウンサーの山川静夫氏(1999年撮影) Photo By スポニチ
 長年「NHK紅白歌合戦]の白組の司会者を務めたことで知られる元NHKアナウンサーの山川静夫氏(90)が26日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・30)にゲスト出演。番組MCの黒柳徹子(89)との思い出を語った。
 黒柳はNHKの専属女優として入局したのが1953年、その3年後の1956年に山川氏はアナウンサーとして入局。テレビ創世記を支えた2人だが、山川氏は初任地の青森でテレビに出ていた黒柳と高橋圭三さんを見ながら「こういう世界もあるんだな、テレビには、って。全く私は、黒柳さんと一緒に司会をするとは夢にも思いませんでしたよ。はるか、はるかの人でした」と懐かしんだ。

 それから紅白歌合戦でもコンビを共に司会を担当することになる。1980年、第30回の紅白歌合戦で、黒柳が22年ぶりに紅組司会を務めることになった。

 山川氏は「思い出がありますよね。最初に、お顔を合わせた時に一緒に食事しましたよね。とにかく黒柳さん、食べるのが早いのよ」と懐かしむと、黒柳は「私はデザートのメロンを食べてたんですよ。そしたら山川さんが“あれ?”っておっしゃって、“食べ物どうしました?”って。“私、全部食べましたよ、これはデザートですから”って。そしたら山川さんの前にはずーっと食べ物が並んでいて。私はそれは全部食べちゃってて、私のところには何もなかったんですよ。びっくりなさってた」と応じると、山川氏は「あれで負けたと思いました」としみじみ。「とにかくその時に打ち合わせをするので、1日緊張してましたから。僕、食べながらしゃべるってできないんですよ。黒柳さんがしゃべりながらちゃんと食べてるんですよ。“これは負けた”と思いましたよ」と笑った。
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