鈴木亮平　インパクト強すぎな“あの映画”出演前によぎった迷い「お世話になった人の顔とか浮かんで」

　俳優の鈴木亮平（40）が、28日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜後8・57）にゲスト出演し、自身の出世作との出合いを語った。 　鈴木といえば、鍛え上げられた体を存分に披露した、2013年公開の映画「HK/変態仮面」が代表作の一つ。16年には続編も公開され、世界的にも大きな反響があった。

　同作への出演には、俳優・小栗旬の推薦があったという。「小栗君が言い出したんですよ。それだけ存在感があるんですよ。我々の世代では。僕も好きな作品だったんで。“これ、亮平だったらできると思う”って言ってくれて」と明かした。

　女性用下着をかぶることによって興奮し、変態仮面に変身する正義の味方という役どころ。1年かけて筋骨隆々のボディーに鍛え上げた。名前もさることながら、頭に女性用下着、体もほぼ全裸というインパクトの強すぎる姿。MCの中居正広からは「役者として、“今、これはできないな”というのはなかった？」と問われた。

　すると鈴木は、「1回だけ迷った時があるのを思い出しました」と、気の迷いがあったことを明かした。それは撮影初日の出来事だったという。「オファー受けてから1年間、体を作って、一生懸命やって、衣装合わせもして、“もっとこうして下さい”とかいろんな注文を出して。初日に控室で、変態仮面に変身したポーズに着替えて、“よし！”と思って鏡を見た時にあれ？って一瞬…」と告白。「引き返すなら今かもって。今までお世話になった人の顔とか浮かんできて」と笑わせた。