鈴木亮平、憧れの故・森田芳光監督からの宝物披露 サインに粋なメッセージ「僕は感動して…」

2023年04月28日 22:17

芸能

鈴木亮平、憧れの故・森田芳光監督からの宝物披露 サインに粋なメッセージ「僕は感動して…」
鈴木亮平 Photo By スポニチ
 俳優の鈴木亮平(40)が、28日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)にゲスト出演し、憧れていた映画監督の故・森田芳光さんとの思い出を語った。
 俳優を目指し、兵庫県から上京。東京外国語大に通いながら、アルバイトをしていたという。そんな時に見たのが、森田監督の映画だった。「上京して、いろんな映画を見ていくうちに、森田監督のファンになって。調布という街に住んでいて、映画のスタジオが近かったんですね。どうせなら映画関係者が来そうな飲食店でバイトをしたいと思って」。狙い通り、そこには映画の編集をしているスタッフが毎日のように来店。その客は偶然にも森田組のスタッフだった。鈴木は頼み込んで、「森田芳光組」という本を渡し、監督からサインをもらったという。鈴木はその宝物をスタジオに持参。サインには「2004.5.22」と日付も入っていた。

 2年後、鈴木は俳優になって初めて大きな映画のオーディションを受けることになった。作品は「椿三十郎」。森田組の作品だった。「500人くらい集まっていたんですけど、7人の役を競っていて。だんだん(不合格で)帰らされていく方式のオーディションだったんですよ」。200人になり、100人になり、50人に…それでも鈴木は勝ち残ったという。「“今から言う人、部屋に入って下さい”って。森田監督が“おめでとう。君たちに決まりました”って」と振り返り、「それが僕の映画デビューです」と明かした。

 クランクアップの時、かつてサインをもらった本を森田監督に見せたという。すると、森田監督はもう1度、別の場所にサインをしたためてくれた。そこには、「2006.12.11」という日付とともに、「森田組にようこそ」の一言が。鈴木は「“森田組にようこそ”っていうのが、僕は感動して…」と、しみじみ語っていた。一方で、森田監督作品の「模倣犯」に主演した経験のあるMC中居正広は、「森田組にようこそ…僕は言われてなかったなあ」とボヤき、笑わせていた。
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