「どうする家康」松本潤「平和の尊さ」実感 ドラマ機に浜松に「三方ヶ原の戦い記念碑」有村架純と起工式

2023年04月29日 13:30

芸能

「どうする家康」松本潤「平和の尊さ」実感 ドラマ機に浜松に「三方ヶ原の戦い記念碑」有村架純と起工式
「三方ヶ原の戦いの記念碑」建立に向けた鍬入れ式に参加した(左から)家康プロジェクト推進協議会会長の斉藤薫氏、有村架純、松本潤、鈴木康友浜松市長(C)NHK Photo By 提供写真
 NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の主演を務める嵐の松本潤(39)、正妻・瀬名役の女優・有村架純(30)が29日、徳川家康の“3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」(元亀3年、1573年)の犀ヶ崖(さいががけ)古戦場(静岡県浜松市中区)を訪れ、「三方ヶ原の戦いの記念碑」建立に向けた鍬入れ式を行った。
 犀ヶ崖は徳川と武田が激突した三方ヶ原の戦いの激戦地の一つ。今回、ドラマで三方ヶ原の戦いが描かれることに伴い、徳川・武田両軍に多くの戦死者を出した古戦場跡に、同市が鎮魂と平和の祈りを込めた記念碑を建立することになった。完成は今年7月を予定。この日の起工式は、戦没者を慰霊し献花した後、鈴木康友浜松市長、「家康プロジェクト推進協議会」の斉藤薫会長とともに記念碑の鍬入れを行った。

 セレモニーを終えた松本は「先日、三方ヶ原の戦いの撮影を終えたのですが、演じて改めて、徳川家康公にとって、とても大きな戦だったと思いました。撮影中もいろんなことを考えたのですが、ここに来てみて、徳川の家臣だけでなく、武田軍含めたくさんの方たちが命を落とした場所なんだと改めて感じて。戦がなくなることを目指した家康公の思いが、今なおここに残り、その思いに多くの方が触れられる場所になったらいいなと強く思います。そして今回、この石碑が立つことで、また皆さんが平和について考えるきっかけになったらなと。大河を撮影しながらも、日々いろんなニュースを見る中で、改めて平和というものの大事さ、尊さを感じています。その思いがドラマを通じて少しでもたくさんの方に伝わればいいなと切に願っております」と感慨深い面持ちだった。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 30日に放送される第16話は「信玄を怒らせるな」。武田信玄(阿部寛)との決戦が迫る。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });