女優寺島しのぶ(50)の長男で、歌舞伎俳優の初代尾上眞秀(まほろ、10)が1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。尾上眞秀の襲名について話した。
父親はフランス人でクリエーティブディレクターのローラン・グナシアさん。祖父は歌舞伎俳優の尾上菊五郎、祖母は女優の富司純子で、叔父は歌舞伎俳優の尾上菊之助という役者一家。人間国宝の菊五郎について「千秋楽とかに、よくお客様を楽しませるように面白いことを最後の最後に言うんですよ。そこが面白い。面白いところというか面白い役者さんだと思います」と話した。そして、これまでに2回、叱られたことがあると言い、1回目は3、4歳の時に菊五郎の家のリビングの障子を破った時で「お母さんに聞いたんですけど、凄い怒鳴られて凄い泣いた後にパタって寝ちゃった」と告白。「もう1つは最近で、僕のお尻をひいま(菊五郎)が見ている時に、僕がお母さんと話してて、ひいまにお尻を向けちゃって、それでひいまにお尻を叩かれたって経験があります」と明かしていた。
眞秀は、5月の「團菊祭五月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座、5月2~27日)で初舞台を踏み、昼の部「音菊眞秀若武者」で、安土桃山時代の豪傑・岩見重太郎をモデルに立役と女形に挑戦する。