ジミー大西の後押しで…しずちゃん おのろけ初個展「ついつい旦那を描きたくなっちゃう」
2023年05月04日 05:09
芸能
幼少期から趣味で絵を描き、2007年から本格的に作品づくりを始めた。きっかけはNHKドキュメンタリー番組の企画で、自身の作品を人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者荒木飛呂彦氏(62)から「色彩がジョジョっぽいかもしれない」と褒められたこと。個展の開催は、画家として30年以上のキャリアを持つ先輩芸人ジミー大西(59)の後押しで実現したという。
会場には、口紅を塗った自身の唇で魚の口を表現するなど、体の一部を“筆”にした意欲作「静魚殿」や、緑色の背景に緑色のカマキリを描いた「どっぺるげんがー」など独特な作品が並んだ。サイン会後、本紙の取材に応じたしずちゃんは「直接皆さんから感想を聞くことができてうれしかった」と笑顔。ファンの声に創作のヒントを得たようで「これからはどっぺるげんがーのように同じ色を使った作品を増やしてみようかな」と早くも新作のイメージを膨らませていた。(高原 俊太)
≪「あれれ?」抽選販売で121万円≫個展に展示された107点のうち10点の原画が抽選販売された。アクリル・キャンバス(45.5センチ×53センチ)に描いた「あれれ?」と題した作品の販売価格は121万円(税込み)。かたつむりの殻を背負い、右腕がカマキリ、左腕が木のように見える謎の生き物が描かれている。このほか「コンドル」「かえる」と題した作品も100万円近い価格だった。販売方法は抽選で、広報事務局は「複数の注文が入った」とした。