橋下氏 街頭演説は「選挙カーの上でやるべき」政治家時代に“上から目線・冷たい”と不評も「安全考えて」
2023年05月06日 14:40
芸能
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岸田首相の演説会場で爆発物が投げ込まれた事件でも、安倍元首相の事件の教訓が生かされていないなどと警備体制の不備が指摘された。杉村太蔵は「選挙は警護対象者自らが有権者に近づいてお願いして頭下げようとするから、警備が本当に難しい」と語った。
橋下氏は「不特定多数が集まる場合、金属探知機使用は大原則。警察は、全部チェックした上で総理や大臣の近くに寄せたいけど、政治家がそれを嫌がる」と話す。橋下氏が政治家当時、警察から「距離を取ってください。防弾の板で囲むので、できれば選挙カーの上でやってほしい」との言葉があったという。
「僕は、そうしますってやったんですけど。そしたらその後が大変で…」と打ち明けた。「人数が多い時にはいいんですけど、(聴衆が)数十人の時もある。そこで選挙カーの上でやると、“上から目線だ”と。(聴衆が)真下なんですよ。そりゃ“降りてこいよ、橋下”ってなるじゃないですか」と苦笑い。「握手も“警護の事情で申し訳ないです”と、僕はしなかったんです。そしたら“あいつは冷たい”と」と、不評を買ったことを振り返った。
それでも、「聴衆の安全を考える上でも、政治家が街頭演説のスタイルを変えるべきだ」と主張し、「有権者も(選挙カーから)降りてこないからといって、上から目線とか冷たいとか思わないでほしい」と呼びかけていた。