石原良純 芸能界入りの意外なきっかけ「降って湧いたような話からスタートしてます」
2023年05月09日 14:27
芸能
「叔父(裕次郎さん)が大動脈瘤という病気で倒れて、信濃町の慶応病院に入院したんですよ」。子供がいなかった裕次郎さんのために、男4兄弟の自分たちが「見舞いに行こう、時間のある人間は」と、見舞いに行くことになったという。
入院中もスターであることを忘れなかった当時の裕次郎さん。病室を出ては、外で待ち受ける大勢のファンや報道陣に手を振り、回復ぶりをアピールしていた。良純は「連日、報道の人たちがいて、行くと写真を撮られたんです。その時期は朝のワイドショーの中で、芸能面が大きくて、連日取り上げられたの。その映像なり、写真なりで、“裕次郎さんのところにはこのくらいのおいっ子さんがいるんだね”ということが分かって、そこで“(芸能活動を)やりませんか?”って。降って湧いたような話から、芸能生活はスタートしてます」と説明した。
180センチを超える長身に、きりっと引き締まったマスク、何より“石原裕次郎のおい”という看板で、鳴り物入りで芸能界入り。1982年に映画「凶弾」の主演に抜てきされて俳優デビューした。しかし、もともと俳優志望というわけではなく、「誘われて“やりますか?”と言われて、どうしようかなと思って、やるかやらないかのところで二者択一で“やる”って決めただけで、それまでにやりたかったか?というの(気持ち)はない」と打ち明けた。