鈴木エイト氏が脚本監修の宗教問題テーマの舞台が上演スタート

2023年05月09日 21:08

芸能

鈴木エイト氏が脚本監修の宗教問題テーマの舞台が上演スタート
舞台「神様お願い」の囲み取材に応じる、左から鈴木エイト氏、宅間孝行、阿部力、浜谷健司(撮影・瀬津真也) Photo By スポニチ
 脚本・演出家で俳優の宅間孝行(52)が手掛ける演劇「神様お願い」が9日、都内の赤坂RED/THEATERで初日を迎えた。カルト宗教を取材するジャーナリスト鈴木エイト氏(54)を脚本監修に迎えて、宗教問題を題材にしたコメディー作を完成させた。
 鈴木氏は「スリリングな内容を扱う分、気を遣う部分もあると思いますが、そこをシニカルに取り上げつつ、笑いあり、ちゃんと泣ける部分もある。しかも、最後にちゃんと(昨今の宗教問題を)考えさせられる内容になっています」と太鼓判を押した。

 過去にドラマ化された「歌姫」や映画化された「あいあい傘」など、笑って泣けるハートフルコメディーが得意な宅間は、これも映画化された「口づけ」でグループホームの物語を描くなど、社会問題に切り込むこともしばしばある。今作も、「あえて小劇場という濃密な研究室(ラボ)にお客さんを迎え入れたくて、実験的に行う舞台」と説明した。

 俳優の阿部力(41)、お笑いコンビのハマカーン浜谷健司(45)らも出演して、14日まで同劇場で、16~21日には大阪・ABCホールで上演する。

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