西野亮廣 「えんとつ町のプペル」続編製作にAI導入 堀江貴文氏も感心「うまいこと使ってるな」

2023年05月11日 15:40

芸能

西野亮廣 「えんとつ町のプペル」続編製作にAI導入 堀江貴文氏も感心「うまいこと使ってるな」
「キングコング」の西野亮廣 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣(42)が、10日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、人工知能(AI)の活用方法について語った。
 この日は実業家の堀江貴文氏(50)とともにトーク。堀江氏からは「ネタをAIに考えさせたことはある?」と問われた。西野は「まだ今のところない」としつつも、創作活動にAIを取り入れていることを明かした。

 自身が原作絵本を手がけ、2019年にアニメ映画化された「えんとつ町のプペル」の続編に言及。既に自身の「note」でそのストーリーを公開しているといい、これに合わせて作画もスタートさせていることを明かした。「ストーリーの挿し絵を(オンライン)サロンメンバーが全員でAIで描いてるんですよ。こんなストーリーに合うような景色だとか、キャラクターだとか。AIがばーっと上げてきてくれて、僕がこれ、これ、これと選んでいく」と説明した。

 そんな中で、あるキャラクターが西野の目に留まったという。「めちゃくちゃいいキャラクターが上がってきて。主婦の方が作られたやつなんですけど、これめちゃくちゃいいじゃんってなって」。その結果、AIが作ったキャラを人間が手直しするという、これまでにはあり得なかった作業が生まれたそうで、「本家本元のアニメーションスタジオに送って、これをベースに作りましょうって言って。AIがたたき台を作りーの、プロが直しをするみたいなことが、映画の方では若干、生まれてますね」と明かした。西野はえんとつ町の世界観をAIに学習させているといい、堀江氏は「うまいこと使ってるな」と感心していた。

 一方で、AIの登場は西野の創作意欲にも影響しているようで、「僕もう、ちょっとさすがに迷ってます。自分がペンを持って書き始めるのかっていう。これまでずっとやってきたわけですけど、遥かにAIの方がうまい」と嘆いていた。
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