「破竹の勢い」の月亭方正 夢は竹集成材の3階建て「1階が寄席で」

2023年05月11日 16:09

芸能

「破竹の勢い」の月亭方正 夢は竹集成材の3階建て「1階が寄席で」
「竹でイエを建てちゃおう!プロジェクト第二弾!~竹集成材構造モデルプロジェクト~」の発表会見に出席した(左から)セルライトスパ・肥後裕之、大須賀健剛、月亭方正、桂三吾、笑福亭大智 Photo By スポニチ
 落語家・月亭方正(55)は11日、大阪市内で開かれた「竹でイエを建てちゃおう!プロジェクト 第2弾~竹集成材構造モデルプロジェクト~」の記者会見に登場。プロジェクトの応援隊長として「竹は日本の心みたいなもの。涼しげなイメージもある。竹集成材の家を建てたい。夢は3階建て。1階が寄席で。夢です」と具体的な構想を明かした。
 強度を上げた竹集成材に触れ「これで見台を作っていただいた。高いいい音がなるんです。センスも竹。竹は日本の象徴的なものなんです」と方正は魅力を連ねた。

 08年5月に「月亭方正」を名乗ることを許されて12月に落語家として初めて高座へ。09年に上方落語協会に加入し、13年に芸名で本名の山崎方正を改め、高座名「月亭方正」として活動を始めた。現在は「落語は60席覚えてます。15年で。100席が目標。60歳までには頑張ります。まだ伸びる。破竹の勢いです」と「竹」にかけて締めくくった。

 日本の地域資源である「竹」が適切に管理されず「放置竹林」として森林荒廃や獣害を招き、地域課題となっている。SDGsの観点からも成長が早く、繁殖力の高い「竹」を積極的に消費して脱炭素社会の実現につなげようというプロジェクトが16年に発足。第2弾の今回、竹集成材を建築構造材料として建物の建設が可能となり、「竹集成材で家を建てる」という新プロジェクトを立ち上げた。
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