鈴木京香　体調不良で主演ドラマ降板　フジ7月期「この素晴らしき世界」　今後の対応は「検討中です」

　フジテレビは11日、7月期木曜劇場「この素晴らしき世界」（毎週木曜　後10：00）で主演を務めることが決定していた女優の鈴木京香（54）について、体調不良により降板することを発表した。 　フジは鈴木が降板することを発表するとともに「今後の対応に関しては検討中です」と発表。また「弊社としても鈴木さんの回復を心よりお祈り申し上げます」とした。

　鈴木が同局ドラマの主演を務めるのは2003年の「熱烈的中華飯店」以来20年ぶりで「時が過ぎてゆく早さに驚いています」と語っていた。

　「この素晴らしき世界」は平凡な主婦が、顔が似ているという理由から大女優の“替え玉”に抜てきされ二重生活を送るコメディー作。鈴木は主婦と大物女優との一人二役に挑み「外見的な違いを工夫することも楽しいですし、それぞれの女性の生きてきた人生の違い、考え方の違い、愛情の持ち方の違いを、表情やしぐさだけでも再現できたら」と意気込んでいた。

　発表を受け、鈴木の公式サイトには所属事務所「Vanda」名義でお詫びのコメントを掲載。「弊社所属の鈴木京香は、この度、出演が決まっておりましたフジテレビの連続ドラマ『この素晴らしき世界』を体調不良により降板させていただくことになりました」と報告。「共演者の方々、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたします。心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「応援してくださるファンの皆様にもご心配をおかけしますが、静かな環境で一日も早い完治を目指しますので、暖かく見守っていただけると幸いです」と理解を求めた。

　また、鈴木本人も「病気治療でお休みをいただくことになりました。『この素晴らしき世界』の撮影に参加できなくなったことは本当に残念で申し訳なく思っています。ご心配をお掛けしますが、早くお仕事に戻れるようしばらくは治療に専念させていただきます」とコメントを寄せている。