伊藤咲子 美声の秘訣はゴルフ「90歳過ぎてもプレーしたい」
2023年05月12日 05:01
芸能
昨年12月からレッスンに通うようにもなりました。週1日なので月4回くらい。それまではぶっつけ本番でコースに出ていたんですけれども、レッスンを始めて結構いい感じになっています。練習は本当にうそをつかないですね。トップの位置が凄く変わって、一時はドライバーが140ヤードくらいだったのが10ヤードほど伸びました。あとコースマネジメントも良くなりました。性格的にいちずなので、また夢中になれるものができました。
こだわりは、なるべくカートに乗らないとか。あと、やっぱりお昼ご飯も楽しみなんですよ。初めて行くところはレストランから入るんです。ウエアも全部、可愛いのをそろえて、それをショップに買いに行くのも凄く楽しみ。「この新作可愛いな」とか。ワクワクすると自然と笑顔も出るし、メンタル的に凄く落ち着きます。このワクワクが私の健康の一つなんですよ。
6、7年前に旅行でハワイに行ったときもゴルフざんまい。カポレイという有名なゴルフ場に行きました。ハワイには何回か行っていますが、ゴルフ漬けで一日も買い物せずに帰ってきたこともあります。だから母と姉にはごめんね、お土産もないって感じ(笑い)。さすがに翌年は1日買い物しましたけど。
52、53歳の頃だったかな。飛距離を伸ばそうと、筋トレマシンで体をいじめ抜いたことがあるんですよ。そうしたら、膝を壊してしまって、ぎっくり腰にもなりました。それ以来そっち系のジムには行っていません。ゴルフをやりたいなら「自分の体に耳を傾けてあげる」ということを凄く勉強させてもらいました。
あとは万全な体調で仕事もゴルフもやりたいから、ある時期は2週間くらいグルテンフリーの生活をしています。闘病(子宮腺筋腫、急性腎盂=じんう=腎炎)の経験から、何はなくとも食かなと感じましたね。太りすぎも痩せすぎも、良くないと思うんです。だから具だくさんのお味噌汁とか、やっぱりバランスのいい食事をきっちりと取ってね。食も気をつけて、ケガも気をつけて。視野を広げる。歌と同じぐらいゴルフが好きだから。生涯スポーツだと思っているし、私の栄養剤。90歳を過ぎても元気にプレーしたいと思っています。
◇伊藤 咲子(いとう・さきこ)1958年(昭33)4月2日生まれ、東京都出身の65歳。73年、15歳の時に出場した日本テレビの「スター誕生!」で優勝し芸能界入り。74年に「ひまわり娘」でアイドル歌手としてデビュー。愛称はサッコ。89年に結婚し、歌手活動を休止。病を乗り越え、03年に活動再開。04年に離婚し、10年に現在の夫と再婚。好物はラーメン。