長嶋一茂 プロ入り後に苦労した学生時代のサボり癖「立たされとけばいいやって。そこから来ちゃって」
2023年05月12日 19:47
芸能
大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手が、高校時代から「大リーグ挑戦」を将来の目標に据え、地道な努力を続けたエピソードは有名。一茂は「(大谷と同じことをできる子供が)出てくると思う」と話し、「幼少のころのクセというか、大人になっても絶対残る」と持論を口にした。
一茂はヤクルト入団3年目、ID野球で知られた野村克也さんが監督に就任したことで、データ野球をたたき込まれた。しかし、一茂は「延々ミーティングをする。全員、メモ取らなくちゃいけなかったけど、俺だけ取れなかったもんね。小さい時の自分の“立たされとけばいいや”っていう、そこから来ちゃってるから」といった具合だったという。
野村イズムを継承した選手たちは引退後、優秀な指導者として球界で手腕を振るっている。一茂は「(野村さんが)すごく貴重な野球のノウハウをいろんな人に伝えました。その人たちは今、みんなコーチで頑張ってやってます」と話し、WBCで侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督、ヤクルト高津臣吾監督らの名前を列挙した。
MCの「サバンナ」高橋茂雄から「一茂さんは…?」と問われると、一茂は「俺はね…ここ(スタジオ)にいるの、俺は」と、口ごもりながら答え、笑わせていた。