吉永小百合　山田洋次監督への感謝と坂本龍一さんへの思い　「母の日」に直筆メッセージ

　女優の吉永小百合（78）の主演映画「こんにちは、母さん」（監督山田洋次）のポスタービジュアルが「母の日」の14日に解禁され、吉永が直筆メッセージを寄せた。 　「紫色が好きだった母の写真の前に、今日つりがね草の花を飾りました。母親経験のない私を、三部作で“母さん”に、起用して下さった山田監督に感謝の思いでいっぱいです。そして、“母と暮せば”で素晴らしい音楽を創って下さった坂本龍一さん、ありがとうございました。全国のお母さん達、どうぞお元気で佳（よ）い一日をお過ごし下さい！」

　文面の中では、「母べえ」「母と暮せば」に続いて“母3部作”に起用してくれた山田監督、そして3月28日に71歳で永眠した音楽家の坂本龍一さんへの感謝も添えた。悲報が流れた際には「今は言葉が見つかりません」とコメントするのが精いっぱいだったが、今回初めて思いをつづった。

　山田監督の90本目となる記念作は東京の下町で生きる等身大の家族を描く1本で、息子役で大泉洋（50）、孫役で永野芽郁（23）らが共演。吉永にとって初めてのおばあちゃん役も話題を呼ぶ。この日はまた加藤ローサ（37）、田口浩正（55）、6人組男性YouTuberフィッシャーズのシルクロード（28）、大相撲の明生（27）らの出演情報も解禁となった。