「どうする家康」第18話 三方ヶ原敗走“焼き味噌&食い逃げ”ネット注目の逸話は描かれず
2023年05月14日 20:45
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
「三河一向一揆」「伊賀越え」と並び、徳川家康の“3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」が、第17話「三方ヶ原合戦」(5月7日)に続いて2週にわたって描かれた。
「三方ヶ原の戦い」には家康が敗走の途中、茶店で小豆餅を食い逃げし、茶屋の老婆が家康を追い掛けて銭を取ったというエピソードがあり、浜松市の地名に「小豆餅」「銭取」が残る。
また、恐怖のあまり脱糞し、家臣に“焼き味噌”だと言い訳したという逸話も。大敗の戒めとして、肖像画「しかみ像」(徳川家康三方ヶ原戦役画像)を描かせたと伝わる。
家康を追い掛けると期待された団子売りの老婆(柴田理恵)はこの日、出番がなかった。