市川猿之助 メモ見つかる スケッチ用キャンバスに知人あて 18日午前救急搬送 両親は死去
2023年05月18日 12:47
芸能
18日の昼公演は地方からバスでやってきた客らが観劇する貸し切り公演だったが、中止となった。
明治座の担当者は「(猿之助さん側から)体調不良につき、昼の歌舞伎公演は中止すると連絡があった。それ以降の対応は分からない」と話した。
捜査関係者によると、猿之助は半地下にある自室のクローゼット内で見つかり、猿之助がペンで手書きしたとみられるメモが見つかった。スケッチ用のキャンバスに知人にあてた内容だったという。文末には猿之助の名前があった。
両親は自宅の2階のリビングであおむけの状態で発見され、布団がかけられていた。目立って外傷は確認されていない。
両親と同居し、3人暮らしだったとみられる。
猿之助を巡っては一部でハラスメント疑惑が報じられていた。
猿之助は段四郎さんの長男で、伯父は先代猿之助の市川猿翁。1983年に二代目市川亀治郎を名乗り、東京・歌舞伎座で初舞台を踏み、2012年に四代目猿之助を襲名した。歌舞伎だけでなく、故蜷川幸雄さんらの舞台、NHK大河ドラマ「風林火山」や「半沢直樹」などテレビドラマにも多数出演した。
段四郎さんは10歳で初舞台。1969年に歌舞伎座で四代目段四郎を襲名した。主に兄である猿翁さんの一座で活躍した。