和田アキ子　猿之助の緊急搬送、両親死亡に「ご両親共にっていうのが残念」「不思議なことが多すぎる」

　歌手の和田アキ子（73）が20日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。歌舞伎俳優の市川猿之助（47）が都内の自宅で倒れている状態で発見され緊急搬送、父で歌舞伎俳優の市川段四郎さん（76）と母の喜熨斗（きのし）延子さん（75）が死亡したことについて語った。 　猿之助が都内の自宅で倒れている状態で発見され、父の段四郎さんと母の延子さんの死亡が判明してから一夜明けた19日、3人が一家心中を図った可能性があることが分かった。猿之助が警視庁の聴取に両親と「家族会議をした」と説明していたことも明らかになった。両親は司法解剖の結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがある。

　これについて和田は「この猿之助さんの話ですけど、ちょっと私、コメントって言うか、何も話せないんですね。実を言うと1回もお会いしたことないんです。多分、多分ですよ。私よく忘れますけど」と語った。

　「ただ、全く何もはっきりしないじゃないですか。ご両親がお亡くなりになった以外は。病院も退院されて違う病院に入られたっていうのも聞いてますけど、これは本当に猿之助さんが元気になられて自分で説明されてから」と言葉を選んだ。

　「ただ、何にも言えないですけれども、あまりにも不思議なことが多すぎると言うか。なんか、ご両親共にっていうのがちょっと残念ですね」とコメント。アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正も「そうですね。遺書があるということは当然自殺を図ったというところまでしか分からないんですよね」と話した。

　和田は「よくテレビなんかだと『いのちのダイヤル(電話)』っていうんですか、ああいうのありますけれども。これはちょっと本当に…。どう言っていいか分からないですね。言うべきことではないと思う。まだ。人が亡くなってるだけに」とし、「それこそご両親もお会いしたことないですけど、ご冥福をお祈りしますとしか言えないですね」と締めくくった。

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