市川猿之助の代役 19歳市川團子が大役務めた 堂々とした姿に観客が涙「ものすごい重圧でも頑張って」
2023年05月20日 13:08
芸能
祖父の市川猿翁(83、当時三代目猿之助)が1979年に初演した演目。團子は猿翁の長男で俳優の香川照之の1人息子。関係者は「会議が開かれ、猿翁さんの血を引く團子さんに代役を務めてもらうことになった」と舞台裏を明かしている。
開幕前にはファンから「突然の大役でものすごい重圧でしょうが、頑張ってほしい」「華のある團子さんなので、きっと素晴らしい舞台を見せてくれるはず」などのエールと期待の声が上がっていた。
◇市川 團子(いちかわ・だんこ)本名香川政明(かがわ・まさあき)。2004年(平16)1月16日生まれ、東京都出身の19歳。12年に東京・新橋演舞場の「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」で市川團子を名乗り初舞台。13年に国立劇場の「春興鏡獅子」の胡蝶役で国立劇場賞特別賞を受賞。屋号は澤瀉屋。