川島明「サンクチュアリ」出演芸人の役作りに感嘆「それがもう凄いやん。40キロ太って」

　お笑いコンビ「麒麟」川島明（44）が21日、TBSラジオ系「川島明のねごと」に出演。話題のNetflixの配信ドラマ「サンクチュアリ－聖域－」に出演する芸人・めっちゃ(34）の役作りに驚いたことを語った。 　川島は、同ドラマが今芸人の間で人気があると話し「芸人も出ているんやで」と話し「めっちゃ細田知ってる？元々、大阪でやってた」と語り始め「元々、力士やって。ホンマに力士やのに、体型細いから、“めっちゃ細田”って名前でピン芸人でやってたやん。今は“めっちゃ”っていう名前に改名して、『サンクチュアリ』に出るために、40キロ役作りで太って」と続けた。

　共演の向清太朗が「凄い」と驚くと川島は「それで、準備期間ね。あれね、『サンクチュアリ』8話でやってるけど、2年半くらい準備期間入れたら取ってるんだって。それがもう凄いやん。40キロ太って。で、めっちゃええ役や」と絶賛していた。

　同作は、荒れた家庭で育った粗暴な青年が、相撲部屋に入門。とがった振る舞いでファンを魅了し、伝統と格式を重んじる角界を揺るがす物語だ。主演一ノ瀬ワタルのほか、染谷将太や忽那汐里らが出演する。

　めっちゃは自身のツイッターでも「人生で2回力士をやらせて頂きました!!安治川部屋時代は69キロの安大ノ浪という力士でしたがサンクチュアリでは猿将部屋の116キロの髙橋という役の力士やってます!!!!」とつづっている。

　19年に、芸名を「めっちゃ細田」から「めっちゃ」に変更することを勧めた「サバンナ」高橋茂雄も「サンクチュアリ おもろすぎました。『高橋』役の『めっちゃ』が、役作りのための筋トレ増量などに命かけてたの知ってたから感動した」とツイートしている。

　めっちゃは1988年（昭63）11月11日生まれ。兵庫県尼崎氏出身の34歳。2004年、安治川部屋（現・伊勢ケ浜部屋）に入門。新弟子検査時には身長1メートル71で、現役最軽量の69キロだった。四股名は安大ノ浪（あおのなみ）。増量に苦心し、ケガもあり06年11月に引退した。最高位は序二段94枚目。その後芸人に転身。「オオイチョウ」というコンビでやっていたが、その後ピン芸人として活躍。現在の体重は111キロ。