テレ東社長、「きのう何食べた？」続編決定に期待「視聴者の皆さまに喜んでいただけるのでは」

　テレビ東京の定例社長会見が25日、都内の同局本社で行われ、大ヒットドラマ「きのう何食べた?」の第2期放送決定についてコメントした。 　同局は今月16日に、10月期ドラマで「きのう何食べた?season2」を放送することを発表した。2019年4月期に放送されたseason1と同じく俳優の西島秀俊（52）と内野聖陽（54）がダブル主演を務める。

　同局の石川一郎社長は「シーズン1や映画が好評を博したドラマです。今回、この秋に放送できるということで、視聴者の皆さまにも喜んでいただけるのではないかなと思います」と期待を寄せた。

　シーズン1や特番から約4年の期間が空いたことについて、高野学コンテンツ戦略局長は「2人のスケジュールの都合だと承知しております」と説明した。

　同ドラマの原作は、シリーズ累計945万部（電子版を含む）突破のよしながふみによる人気漫画。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の西島演じる弁護士・筧史朗（通称・シロさん）と、その恋人で人当たりの良い内野演じる美容師・矢吹賢二（通称・ケンジ）の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微。ほろ苦くて温かな2人の日々をリアルに描かれている。

　season2ではアラフィフに突入したシロさんとケンジの日常が描かれ、今までと変わらないゆっくりとした日常の中に訪れるちょっとした変化。生きていれば誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化をシロさんとケンジも経験していく。