TKO・木下 “ペットボトル事件”後に唯一怒ってくれた芸人を実名で明かす「目を覚まさせてくれた」

2023年05月25日 20:51

芸能

TKO・木下 “ペットボトル事件”後に唯一怒ってくれた芸人を実名で明かす「目を覚まさせてくれた」
TKOの木下隆行 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「TKO」の木下隆行(51)が25日に自身のYouTubeチャンネルを更新。“ペットボトル事件”の被害者であるお笑い芸人・オジンオズボーン篠宮暁(39)と“事件”後初共演を果たした。動画内で“ペットボトル事件”後に唯一怒られた芸人の名前を実名で挙げた。
 ペットボトル事件とは、TKO木下が松竹を退所するきっかけとなった騒動。19年、事務所の先輩の結婚祝いパーティーが開かれ、木下が幹事を担当。食事代8万円を出席者から集めたが、代金は先輩芸人が支払ったため、浮いた8万円で先輩へのお祝いを買おうとしていた。そんな中、後輩芸人「オジンオズボーン」篠宮暁がお笑いライブ内で「あの8万円、くすねたんじゃないですか?ちょろまかしたんじゃないですか?返して下さいよ」と発言。いじられて激高した木下は、ライブ終了後、楽屋にあったペットボトルを怒りにまかせて篠宮に投げつけた。これが「パワハラだ」と批判を浴び、事務所を退所した。

 この事件後は、木下の周りで少なからず「ペットボトル投げただけなのに何でこんなんなったんやろな。時代なんかな」と言ってくれる人間たちがいた。木下はその言葉に「いやいやいや…」と言いつつも、どこか甘えた気持ちがあったと告白。

 その後、芸人の今田耕司から焼き肉の誘いを受けた。今田からは「事件の経緯を話してくれ」と言われ、木下は全てを伝えた。伝え終えた木下は、今田がフォローの言葉をかけてくれるとどこかで思っていたという。

 しかし、今田は表情を一変させて「絶対にやったらあかんやろ!後輩やぞ!後輩を一番大事にせなあかんねん!ペットボトルは投げてもええわ。でも地面やろ!上半身に投げるってなんやねん!」と木下に激怒。木下は何も言い返す言葉がなかった。

 食事を終えて今田から「タクシー用意したからこのお金で帰れ。頑張ろうなあ…」という言葉を掛けられ、木下はタクシーの中で涙が止まらなかったと回想。

 「後輩との付き合い方で目を覚まさせてくれたのはあの人だった。あの人に怒られていなければ、どっかで甘えてる自分がまだ残っていたかもしれん」と今田の言葉に感謝した。

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