猿之助聴取で映画「緊張取調室」公開延期危機 関係者「聴取シーンあまりに生々しい」

2023年05月26日 04:55

芸能

猿之助聴取で映画「緊張取調室」公開延期危機 関係者「聴取シーンあまりに生々しい」
市川猿之助 Photo By スポニチ
 東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかった歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が、両親が死亡していたことを巡り、警視庁の聴取に対して「心中を図った」という趣旨の説明をしていることが25日、分かった。当初から「家族で話し合い死のうとした」と話しており、警視庁は両親が死亡した経緯について詳しく調べる。
 一方、前日24日に本格聴取が始まったことが、出演映画「緊急取調室 THE FINAL」(6月16日公開予定)の公開に影響を与える可能性が出てきた。天海祐希(55)演じる刑事が容疑者を取調室で追い詰める場面が最大の見どころの作品。猿之助は主人公に相対する首相役で、取り調べを受けるシーンがあるという。

 映画関係者は「対応策を協議しているが、猿之助さんの聴取シーンというのはあまりに生々しい。予定通りの公開は難しいかもしれない」と話した。今後、猿之助が自殺幇助(ほうじょ)罪などに問われる可能性もあるため、関係者は今後の捜査の推移を慎重に見守っていくことになる。
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