20センチ級お待ちかね!! 2023 アユ 6・1本格解禁 さあ行こう
2023年05月26日 07:25
芸能
漁協の放流も順調に進み、アユの生育も良好。冷水病も例年、非常に少なく安定した釣果が望める。加えて本・支流を含めてエリアは広く、ポイントが多いのも魅力だ。
本流も人気があるが、支流域も水質が良くお薦めである。下流から鶴川、葛野川、笹子川とビギナーや女性、高齢者に人気がある。本流に比べてやや生育は遅れるが香り高いアユが釣れる。
筆者の釣友で、この川をホームグラウンドにしている相模原市の望月正巳さん(70=自営業)は「解禁時に狙うのは本流の鳥沢地区、釣友たちと共に入川します。例年、解禁時でも大きいので20センチほどの魚が釣れます」と話す。
望月さんは7月ごろから支流域も狙うという。「毎年、好釣果を得ています」とのこと。
今季は天然遡上が良好だ。漁協の調査では、3月中旬ごろに遡上を確認し、5月の連休前には上流の山北地区まで達した。昨年よりは遡上魚の魚体も大きく、生育も良好。加えて放流も順調に進んでいる。
ここ数年、下流域は釣果が芳しくなかったが、今季は下流の富士道橋から上流の松田地区まで満遍なく釣れそうだ。
解禁時に20センチ級の良型が釣れるのも酒匂川の魅力である。
相模川・中津川共に今シーズンも天然遡上が良好。遡上アユは大・小のばらつきがある。漁協の放流も順調で、すでに解禁待ちといったところ。
この川の場合、一部の生育の良いアユを除いて、天然遡上アユの強い引きが楽しめるのは7月の声を聞いてから。初期は放流アユが中心になる。
解禁時に相模川本流を狙うなら高田橋上・下流や大島キャンプ場前後。中津川では消防訓練場前後、角田大橋前後、田代運動公園前後をオススメしたい。
◇6月1日解禁アユ河川◇ 県 河川名 入漁料 放流&遡上 問い合わせ電話
神奈川 相模川 (1)1500 (2)2500 (3)12000
相模川全体に海産・人工産アユを8500キロ放流。天然遡上は2月下旬に始まり、大・小交じって活発。追加放流も予定していて楽しみ
相模川第一漁協 042(763)2726
神奈川 中津川 (1)1500 (2)2500 (3)12000
海産・人工産を合わせ約2000キロを解禁前後に放流予定。天然遡上はここ数年にないほど良好で現在も継続中。今後の順調な降雨・日照に期待
中津川漁協 046(281)3292
神奈川 道志川(此ノ間・大川原地区) (1)1500 (2)2500 (3)12000
海産アユ約400キロを解禁前後に放流予定。水位もほぼ安定し、河川工事もなし。今後も順調な降雨と日照で、さらなる生育に期待したい
津久井漁協 070(1043)2730
神奈川 酒匂川 (1)1500 (2)2500 (3)12000
人工産4500キロを盛期の7月頃までに放流する予定。天然遡上は3月中旬に始まり、ここ数年来の活発さで上流域の山北まで既に達した
酒匂川漁協 0465(37)4277
神奈川 早川 (1)1300 (2)2000 (3)10000
目標としている人工産アユ800キロを放流予定。天然遡上は昨年よりかなり少なめ。今後のさらなる遡上と適度な降雨・日照に期待したい
早川漁協 0465(24)0684
静岡 稲生沢川 (1)1000 (2)1500 (3)6000
放流は海産210キロ実施済み。天然遡上は3月中旬に始まり昨年以上に型も良く数も多い。5月連休前に上流まで達した。さらなる遡上に期待したい
稲生沢川漁協 0558(23)4638
静岡 那賀川 岩科川 (1)1000 (2)1500 (3)6000
海産210キロを6月初旬までに分散放流予定。天然遡上は3月下旬に始まり上流まで達したが数は例年よりかなり少なめ。型は良い
那賀川漁協 0558(42)0470
静岡 仁科川 (1)1000 (2)1500 (3)6000
海産50キロ、人工産45キロ放流済み。成魚アユもシーズン中に約100キロ追加放流予定。天然遡上は2月下旬から始まり小型が多く、数は少ない
仁科川漁協 0558(52)0162
静岡 安倍川 藁科川 (1)1500 (2)2500 (3)7000
放流目標の海産及び人工産アユ約1100キロを放流予定。昨秋の台風の影響で河川状態が安定せず天然遡上は例年より極端に少なく小型が多い
安倍藁科川漁協 054(272)3111
山梨 桂川 (1)2500 (2)3500 (3)10000
桂川本流、支流の鶴川・葛野・笹子川に湖産7840キロ、海産2160キロを分散放流。6~8月に成魚アユ3000キロを本支流に分散放流予定
桂川漁協 0554(63)0083
(1)日券 (2)現場売り (3)年券