“初代へびいちご”だった兵動大樹 解散理由となった祖母の「意味の分からん謎のルール」とは…

2023年05月26日 15:26

芸能

“初代へびいちご”だった兵動大樹 解散理由となった祖母の「意味の分からん謎のルール」とは…
矢野・兵動の兵動大樹 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「矢野・兵動」の兵動大樹(52)が、25日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にVTR出演。芸人を目指したきっかけや若手時代を振り返った。
 番組では先輩芸人と後輩芸人が劇場の合間に昼ご飯を食べながら対談する企画「劇場合間飯」を実施。この日は兵動と男性ブランコの2人が対談を行った。

 男性ブランコから芸人を目指したきっかけを尋ねられた兵動は「やっぱり漫才ブームかな。(オール)阪神・巨人師匠、今いくよ・くるよ師匠、ザ・ぼんち師匠。俺ら小学校2、3年の時ぐらいから始まった漫才ブーム見て、“こんな商売あんねや”って思って。(西川)のりお師匠に関しては、サンパチマイク食べててんやんか。めちゃくちゃ面白かった。腹ちぎれるぐらい笑って、カッコええなって思って芸人の道に進んだ」と回想した。

 兵動はナインティナインや宮川大輔、へびいちごらと同じNSC9期生で、当初は普通の専門学校に通っており、そこでへびいちご・島川学と出会った。2人でお笑いの話になり、「2丁目劇場が素人も出れるみたいやからって2人でネタ作って行ってんけど、1ミリもウケへんわな…。ネタ見せみたいな感じやったけど、皆さん上手いから“こんなちゃうの?”ってなって“ほんなら入っておこか”ってNSCに2人でへびいちごで入った」と素人漫才でレベルの違いを痛感したことから島川と「へびいちご」としてNSCに入学したと振り返った。

 ただ、当時、兵動は祖母と2人で市営住宅に暮らしていたそうで、祖母に芸人になることを伝えると「止めるために言うた言葉やと思うねんけど、“市営住宅に住んでる人は芸人なられへんねん”って意味の分からん謎のルール」と祖母からNGが出たという。そして「俺もアホやったから“そうなんや”って思って、島川に言うたら、島川もアホやったから“そうなんや”って。NSC入っててんけど“ほんなら新しいコンビ探すわ”って」と兵動だけでなく、島川も“謎ルール”に従いコンビを解散。へびいちごの高橋智は「3代目になるんかな。初代が俺」と明かした。

 兵動は島川とのへびいちごを解散後もNSCに通い「1人で通ってて何もせーへんかったら“NSCおもろない”ってなってる時に声ガッシガシのやつが途中入学で入ってきて、相方やってん」と途中入学の矢野勝也と出会ったといい「帰る方向が一緒やったから、一緒に帰ったりしててんけど、自分のネタを1本書いてたから、1回だけネタ見せのために“一緒にやってくれへん?”ってやったのが始まり。そこからずっとやな」と結成にきっかけを語り「帰り道一緒じゃなかったらな~」と笑っていた。

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