大谷昭宏氏　岸田首相長男の不適切行動で秘書官辞任に「勘ぐるのは決定的にもう一ネタつかまれたのかな」

　ジャーナリストの大谷昭宏氏（76）が30日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」（月～金曜前10・25）に出演。首相公邸での不適切行為で6月1日付で辞職する岸田文雄首相（65）の長男・翔太郎秘書官（32）について言及した。 　翔太郎氏をめぐっては、昨年12月30日、岸田家の親せき10人以上が総理公邸で忘年会を開き、閣僚が記念写真を撮る階段で寝そべるなどした不適切行為が報じられていた。

　大谷氏は「何で今の時期にと…」と辞職のタイミングが遅いのではと指摘。「これで結局、サミット（成功で上がった支持率）の分が相殺されちゃったわけですからね」とした。

　続けて「勘ぐるのは決定的にもう一ネタつかまれたのかなと。どうしてもそう思っちゃう」と新たなスクープがあるのではと疑い「昨日のタイミングがどうも分からない。週刊誌発売は先週木曜日ですから、その前に更迭しておけば、サミットでの支持率が下がらなかった。何でここまで引っ張っちゃったのかなって」と首をかしげた。

　大谷氏はさらなるスクープがあると思う理由について「この写真は明らかに親族の中から出てる写真なんですね。それ以外に出ようがないわけですよ。そうすると、かなりのネタをつかまれてるのかなって感じがするわけですよ」と週刊誌報道の写真の“ネタ元”が親族なのではとし「だって、この5日間で世論調査以外で、そう大きく変わったことってないですから」と週が明けてというタイミングでの辞任に疑念を抱いた。