安住紳一郎アナ ギャラクシー賞贈賞式で冗舌発揮「局内では若干、嫉妬の対象になるんですよね」

2023年05月31日 16:38

芸能

安住紳一郎アナ ギャラクシー賞贈賞式で冗舌発揮「局内では若干、嫉妬の対象になるんですよね」
第60回ギャラクシー賞贈賞式に出席したTBS安住紳一郎アナウンサー(撮影・佐藤萌花) Photo By スポニチ
 TBS安住紳一郎アナウンサー(49)が31日、都内ホテルで、優れた放送に贈られる第60回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式に出席した。
 2005年に放送を開始したTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」で、パーソナリティーを務めて18年。「にち10(てん)」の愛称で親しまれる同番組は、ほっこりしたエピソードトークに加え、時にはリスナーとの不思議な縁や偶然に誠実に向き合い、時には涙するなど、その人柄で日曜の朝に彩りを加える人気番組へと育てた。その功績がたたえられ、ラジオ部門のDJパーソナリティー賞を受賞した。

 スピーチで安住アナは、ラジオの歴史について「先輩から“ラジオはなくなるだろうから”と常に言われてて、そういうものだと。関わらない方がいいなと思っていた」とぶっちゃけた。さらに「それから26年。なくなりこそしませんでしたが、いいことはほとんどありませんでした」とも。ポッドキャストやラジオクラウドをめぐるゴタゴタや、出演者が出て行ってしまったエピソードも明かした。

 喜びを分かち合いたい人について聞かれると、「TBSラジオを長らく支えてくれた、DJパーソナリティー賞に届かなかった諸先輩方とともに喜びたいと思います」と話し、笑いを誘った。さらに「だいたい我の強い先輩がいて、こういうのを取ると局内では若干、嫉妬の対象になるんですよね。19年やってきて、いろんな評価されているので、特別今、これをもらう必要はないなと思うんですけど」と毒も吐いた。じょう舌ぶりは止まらず、「生島ヒロシさんとか、露骨に嫉妬してきますからね。森本毅郎さんとか、あんなに朝ずっと頑張っているのに何であげないんだ?とか。浜村淳さんにどう報告したらいいのか」と、長寿番組を支える大先輩たちまでもいじり、「だから、この(受賞の)枠を増やして欲しいと思っております」と願いを口にした。

 ギャラクシー賞は日本の放送文化の向上のため、優秀な番組や個人、団体をたたえる賞で、1963年に創設され、今年で60周年の節目を迎えた。対象は昨年4月1日~今年3月31日までの作品、個人、団体。
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