上岡龍太郎さん 喋りの天才が輝いた最後の瞬間 「相方」ノックさんへの「別れの挨拶」で出席者の胸打つ
2023年06月02日 17:20
芸能
ただ、親交のあった芸能関係者の葬儀には、欠かさず参列。「漫画トリオ」で苦楽を共にした横山ノックさん(2007年)の「お別れの会」では、引退から7年が経っていたにもかかわらず、現役時代と同じ流暢な語り口調で献杯の挨拶をした。
「ノックさん!」との呼びかけで始め、「あなたは僕の太陽でした」の表現に、先輩への「尊敬」と「親しみ」をこめた。ノックさんの人物紹介では、「漫才師から参議院議員、大阪府知事から、最後は被告人にまでなったノックさん」「英語が堪能だったノックさん そのくせカタカナは苦手だったノックさん」と芸人らしく笑いを取る場面も。しかし、最後は「いつでも、どんな時でも、必ず僕の味方をしてくれたノックさん。ノックさん、本当にありがとうございました。ノックさん、本当にお疲れさまでした。そしてノックさん、本当にさようなら」と嗚咽をこらえながら語り、参列者の胸を打った。
その後も、親交の深かった桂米朝さん(2015年死去)や、弟子の大空テントさん(2016年死去)の葬儀に参列。元気な姿を見せていた。