南野陽子　頑固さは「20年間同じパン」の父譲り？　今田耕司ツッコミ「ガッツリですやん！」

　女優の南野陽子（55）が、2日放送のNHK「ファミリーヒストリー」（金曜後10・00）にゲスト出演し、父との思い出を語った。 　著名人の家系図をたどり、そのルーツを探る番組。父方は兵庫県出身で、もともとは農業と馬の仲買で裕福な生活だったという。しかし、南野の曽祖父がばくちで借金を負ったため、財産を売って大阪へ移った。

　南野の父は、貧しい家庭ながら、中学卒業後に香料を製造する会社に就職。夕方まで働き、夜は定時制の高校に通い、さらにその後も5年かかって大学を卒業する努力の人だったという。大学での学びを生かし、会社では香料の製造機器を開発。当時の後輩によると、目標に向かって揺るぎなく突き進むような、芯の強い人物だったという。

　南野は父について「“ここのパンを食べる”って言ったらずっと、20年間くらい同じパンを食べたくらい、決めたらそこにずっと（行く）」と、その頑固さを象徴するエピソードを明かした。MCの今田耕司から父との共通点を聞かれると、「次の日に着ていくものは絶対、前の日にきちんと出して。それも雨天の場合と両方、用意したりします」とポリシーを披露。今田から「ガッツリですやん！お父さん」といじられていた。