松下洸平 “戦後の飢え”を「どこまで表現できるかが勝負」井上ひさし作品の舞台へ意気込み
2023年06月03日 18:40
芸能
井上作品の舞台に立つのは初めてで「今はとても緊張しています」とポツリ。台本を読んで大泣きし「オレ、これやるんだ、と思ったらゾッとしました」と明かしたが長年、上演し続けられる戯曲に「そのバトンを受け取ったんだな、と思うと気が引き締まります」と力を込めた。
想像もつかない戦後の世界。それは「飢え」だという。「どうしたって今の僕たちには分からない。単純に食べるものがない、ということではないんです。何カ月もお風呂に入っていない飢え、何年も家族に会えない飢えをどこまで表現できるか、勝負です」と話していた。