瀬古利彦氏　第一報はネットニュースで知った！？東京五輪のマラソンが札幌変更の舞台裏を明かす

　日本陸連の副会長で、マラソン強化部門のプロジェクトリーダーを務める元マラソン選手の瀬古利彦氏（66）が3日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴　NO　CAR，NO　LIFE！」（土曜後9・00）に出演。東京五輪のマラソンが札幌に変更になった裏側を明かした。 　マラソンと競歩を巡っては、中東ドーハで開催された陸上の世界選手権で途中棄権が続出した事態を受け、国際オリンピック委員会（IOC）が暑さ対策のため当初の都内開催から札幌に変更すると異例の方針転換が起こった。

　瀬古氏はコース変更に「大変どころじゃなかったですよ…」と話し始めた。「6年間ぐらい東京を舞台にコースを考えてたのに、大会の1年前ぐらい前に電車に乗ってたらスマホを見てたら“東京オリンピックのマラソンは東京から札幌へ“というニュースを見たんです」とまさかのネットニュースで第一報を知ることになった。

　「気持ちを切り替えるのが大変でした。1カ月ぐらいかかりました。体を全部札幌に変えるために毎日、サッポロビールと札幌ラーメンを飲食してました」とジョークを交えながら当時の心情を明かした。