中山秀征 上岡龍太郎さんを追悼 授かった教訓明かす「人生は山登りだ…」引退から約10年後に食事も

2023年06月04日 08:00

芸能

中山秀征 上岡龍太郎さんを追悼 授かった教訓明かす「人生は山登りだ…」引退から約10年後に食事も
中山秀征 Photo By スポニチ
 タレントの中山秀征(55)が4日、司会を務める日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)で、肺がん、間質性肺炎のため5月19日に81歳で亡くなっていたことが公表された元タレントの上岡龍太郎(本名・小林龍太郎)さんを悼んだ。
 1990年代にフジテレビで放送された「上岡龍太郎のもうダマされないぞ!」などで共演し、かつて中山は「トークの師匠」とも話していた。そんな尊敬する存在だった上岡さんの姿を思い浮かべ「時事も斬るし、難しい問題も笑いに変えていた。知性も毒もある話芸の達人。痛快でカッコ良かった。静と動を見事に使い分けていた。今、話題になっていることを上岡さんならどう斬るだろうと思うことが多い」と振り返った。

 引退から約10年後に食事をしたそうで「復活はないんですか?」と聞くと「もうないよ。今のテレビは難しいね、僕にはもう無理だよ」と言っていたというが「上岡節は健在だった。(復活は)全然、無理じゃない。感心しちゃうぐらい見事にテレビを斬っていました」と明かした。

 また、授かった言葉を教訓としているとし「『人生は山登りだ。どういうことかというと、苦しいなと思っている時は登っている時、自分は足が速いなと慢心している時は下っている時』っていうことを言われまして、これをしっかり守っていかなければいけないなと思っています」と感謝を込めて語った。
 
 上岡さんは1959年、横山パンチの芸名でトリオ芸人「漫画トリオ」としてデビュー。68年に解散後はABCテレヒ゛「探偵!ナイトスクープ」や関西テレビ「ノックは無用!」などで司会者として活躍。人気絶頂だった2000年に58歳で引退し、その後はほとんど公の場に姿を現していなかった。
 

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