有田哲平 トガっていた自分を変えた大物の言葉明かす「めっちゃジーンときて」ふざけ倒した公演が大成功
2023年06月06日 14:28
芸能
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ユニットライブは好評で舞い上がっていた有田だったが、その後、昭和を代表するコメディアン、東八郎さんの記念舞台に誘われることに。その舞台の演出は萩本欽一だった。
当時ユニットライブで“トガった”笑いを追い求めていた有田は「笑いもベタ。人情モノ。(台本を)見て、がく然として。稽古とかも全然真面目にやらない」と、全く乗り気ではなかったという。「みんな一生懸命セリフとか覚えてるのに、俺だけいい加減なことばっか言って。“ウェーイ!”とか言って。“いらっしゃませ”とか言う言葉も“らっしゃいませーい!ウェーイ”とかふざけてやってて」と振り返った。
そんな中リハーサルを迎え、ふざけずに台本通りに行うと、萩本は有田を呼び出し「なんで君は真面目にやるの?あなたはレールに敷いたものを壊したい人でしょ?だから、自由にやった方が楽しくなるんだよ」と注意。
これを受け、有田は本番で「ウェーイ!」とふざけ倒すことに。「最初全然笑わない。お客さんみんな“なんで変なやつが奇声あげてるんだ”って。でも、これが30分から1時間くらいすると、笑いに変わってくのよ」と、大成功に終わり、有田は「萩本さんが“あれでいいんだよ”って背中を叩いて帰っていって。めっちゃジーンときて」と熱く語った。