沢松奈生子氏 全仏テニス女子複・加藤組の失格に「警告が妥当。審判が毅然と判断すべきだった」
2023年06月08日 10:15
芸能
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沢松氏は「今回の行為は警告が妥当。審判が毅然と判断すべきだった。提訴で賞金、ポイントが回復する可能性があり、今後、悪質な行為があったかどうかVTR画像チェックなどルール上に明記すべき」と自身の考えを述べた。
そして「皆さんもご覧いただくと分かる通り、決して誰かを傷つけようとして打っているボールでもないです。加藤さんほどの選手であれば、もっと強いボールを打とうと思えば打てますし、感情をボールに込めて打ったボールでもないです」と指摘。「ですからこれが当たってしまったということで、ちゃんと動画で確認すれば一発失格という処分は絶対にあり得なかったと思います」と話した。
テニスのリプレー検証については「入ったか入ってないかというジャッジに対するリプレーはありますけれども、今回のようにこれが危険球にあたるかどうかということのリプレーというのは基本的にコートにいる主審が自分の目で見ているはず」とし、「それをあらためて外から、ほかのコートにいたレフェリー、スーパーバイザーが最終決定権。その方たちは見てないわけですよね。見てない方が判断するというところに今回の問題があると思います」とした。
また、「加藤さん、この次のポイントがすごく大事なポイントだったんですよ。この前のリターンでバックハンドのリターンでミスしているんです。次のポイントが非常に大きいので彼女は1回バックの感覚を確認したくて打っている、私はそんな気がしました」と解説し、「本当であれば相手のボールパーソンにボールをパスするのであれば、いない所を見て打つんですけれども、たまたま自分のバックハンドどうかなってことを確認したくて、それもあっておそらくボールパーソンが立っているということに気付いてなかったんじゃないかなと思います」と推測した。